大人の男を魅了する鉄道模型のZゲージ
鉄道模型と一言でいっても、NゲージやOゲージなどいくつかの種類があり世界観も異なります。
その中でも大人の男を魅了する鉄道模型はZゲージかもしれません。
Zゲージは鉄道模型界の最小サイズで縮尺は220分の1、線路幅は6.5ミリとなっています。これ以上小さいサイズのものは登場しないということからアルファベットの最後のZが使用されています。
1972年にドイツのメルクリン社が発売したあと長らく日本型車両は製品化されませんでしたが、2000年代に入って多くのメーカーが参入し種類も豊富にそろうようになりました。
日本ではNゲージがもっとも人気があり鉄道模型の主流となっていますが、Nゲージで自宅でジオラマを作ろうと思うとかなりの面積が必要になってしまいます。一方Zゲージであればその小ささの利点をいかしてトランクにジオラマやレールを作り込んで走らせるトランクレイアウトを楽しむことができます。
Nゲージは持っていてもなかなか走らせる機会がないという人も少なくありませんが、Zゲージなら小さな場所でも楽しむことができますし車両やレールだけではなくストラクチャーなども豊富な種類がそろっていますから、実物に近い長編成貨物列車を走らせることも可能です。
日本のように大きなスペースをとることがむずかしい住宅事情にもマッチしていますからおすすめの鉄道模型といえます。